広島宮島~呉観光。まず一日目は宮島を観光しました。
まずは宮島口からフェリーで宮島に渡ります。途中海風を受けながら。
宮島では厳島神社の神使である鹿がお出迎え。「鹿ソフトクリーム」なんてものもありましたが、鹿のアレを模した丸い麦チョコを全体にまぶすというチャレンジ精神溢れる見た目でした。
おみやげ屋さんが並ぶ商店街の一角には巨大なしゃもじ。弁財天(厳島神社のご祭神・市杵島姫命の本地)の琵琶の形に似ているしゃもじを土産物として売り出したことで広まったということで、しゃもじ。
なお縁起物としてのご利益は、形や機能から福を招くとか、飯を取る→飯取る→(敵の首を)召し取る、ということで必勝祈願もあるとか。
まずは船を予約して海上から大鳥居に大接近。船員さんの解説を聞きながら鳥居を見ました。解説では
- 三本の柱のいずれも自然木の枝を落としてそのまま使っている。特に中央のクスノキは木の形がそのままで凹凸が激しいのがよく分かる(一方、前後は杉なのでほぼ真っ直ぐ)。
- 笠木の横は左右で違う装飾がされており、向かって右は三日月、逆の左は円形(=太陽)で、陰陽道の思想の影響とのこと。
- 大鳥居は海底の地盤の上に立っているだけ(土の中に柱が埋まっていない)。今まで台風の大風・大波によって倒壊したり、落雷などで焼失したりしていて、現在のものは8代目。
- 島木の中は空洞。中に法華経が記された石が7t納められている
知らないことばかりで勉強になりました。
宮島の「観音の寝姿」もばっちり。
名物のあなごめしで遅めの昼食を摂ったところで歩いて厳島神社へ。宮島のフェリー港から10~20分くらいかかるので、地味に暑さとの戦い。
今度は陸から大鳥居。
厳島神社や回廊の様子。
厳島神社の鏡の池。満潮に近付いているため、既に海水が流入しており池の形は分からず。しかし、鯉が泳いでいたので普段は真水なのでしょう。
厳島神社、神楽殿。
大黒神社
拝殿の左右には門客神社。ご祭神は櫛磐窓命と豊磐窓命。…あーその節は大変お世話になりました。
続いて大願寺に参拝。
周辺の金刀比羅神社・三翁神社・荒胡子(あらえびす)神社に参拝。そういえば鹿ソフトクリームを売っていたお店の裏に赤い鯛が描かれた荒胡子神社の紙が貼られていて、厳島神社に来る前は荒胡子が読めずに疑問に思っていたのですが、恵比須様ならば鯛ですし商売繁盛なので納得。
五重塔に夏の暑さを感じつつ、宮島を後にしました。