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記録に残る赤雪(紅雪)とまつわる伝説と虹と市場の神について
概要 『東方酔蝶華 ロータスイーター達の酔醒(以下、『酔蝶華』とする)』37話、38話『商人と酔いどれは直ぐには立たぬ』にて赤い雪(紅雪)にまつわるエピソードが取り上げられた。あらすじとしては、赤い雪が降ったために市場の […] -
Primstaves, Rimstocks, 北欧のルーン暦について ―ブリムスラーヴスとリムストックスの探求の果て―
概要 1999年にスクウェア(現・スクウェア・エニックス)から発売されたゲーム『サガフロンティア2』に、武器アイテムとして「ブリムスラーヴス」と「リムストックス」という杖が登場する。 これらの名前の元ネタについて調査した […] -
博麗神社の間取り図(主に東方三月精より)
年末に博麗神社の話題(拝殿・本殿・本堂(!)と呼称がバラバラ)がTLで散見されたのを契機に、「そういえば博麗神社の間取りってどうなっていたっけ?」と思い立ったので考えてみることにしました。 また、ちょうど『東方三月精 ~ […] -
庭渡 久侘歌 考察
1. 鶏の神 鶏は古今東西で人間と関わりの深い動物の一つである。 例えば、古代ギリシャではプリニウス『博物誌』でB.C.371年にボイオティア人がスパルタ人に勝利した際に一晩中ときの声を上げたことでそれを予兆したといい、 […] -
古明地 さとり考察
1.妖怪・覚さとり 2.無数の目 3.第三の目 -
霊烏路 空考察 ― 神の力なる太陽 ―
1.空虚な器 2.地獄に住む烏 6.神格化された炎 -
6.神格化された炎
太陽の力を宿した空、その彼女に与えられた二つ名は”熱かい悩む神の火”であった。 霊烏路 空という名前には、神の力を宿す力があったのではないかと第1節で述べた。 では、その二つ名にはどういった意味が込められているのであろう […] -
2.地獄に住む烏
ところで、『地霊殿』において旧地獄跡地の様子が明らかにされた。 そこは地獄から切り離された為、新たな罪人が落とされてくることはなくなっていた。 その為、現在その地に住む者といえば 元々棲んでいた地獄鴉、死体を運ぶ火車、 […] -
1.空虚な器
『東方地霊殿 ~ Subterranean Animism.』にて、ラスボスとして登場した霊烏路 空。 地獄に棲む存在でありながら、八咫烏やたがらすという神の力を宿した彼女。 ある意味イレギュラーともいえるその力を宿すこ […] -
火焔猫 燐考察
火焔猫 燐/考察 補記 火焔猫 燐・補考 ― 昔時の針の山 ― 火焔猫 燐・補記 ― 昔時の針の山.二 ― -
火焔猫 燐・補記 ― 昔時の針の山.二 ―
前回では、お燐のスペルカード贖罪「旧地獄の針山」、贖罪「昔時の針と痛がる怨霊」について、不完全ながら言及を行った。 その中で詳細不明としていた鋒刃増(ふじんぞう)について今回新たな情報を得たので、再考・追記してみたい。 […] -
火焔猫 燐・補考 ― 昔時の針の山 ―
Stage 5ボスとして登場したお燐こと火焔猫 燐。 その彼女が三番目に行使したスペルカードは、贖罪「旧地獄の針山」であった。 難易度がHard以上になると、その名は贖罪「昔時の針と痛がる怨霊」と変化する。 今回は特にこ […] -
火焔猫 燐/考察
1.焔の車輪 地獄の輪禍、火焔猫 燐。通称お燐。 その二つ名にある輪禍とは、自動車や電車といった車輪があるものに轢かれるという災難を指す。 一方で、”りんか”の音は燐火(湿地などで自然に燃える火、元素の燐が原因といわれ、 […] -
3.第三の目
目は知覚のシンボルである。第2節の冒頭でそう述べた。 さとりは自身の持つ第三の目で相手の心を知覚する。 第三の目がさとりと深い繋がりを持っていることは、テーマ曲「少女さとり ~ 3rd eye」の名に”3rd eye”と […] -
2.無数の目
古明地 さとりの容姿の中でも、一際存在が際立つ第三の目。 目は一般に知覚のシンボルであり、理解力や判断といったものに通じるとされる。 さらには、全知や全てを見通すような神性といったものまで表すこともあるという。 知覚のシ […]