ふと円筒分水を見たくなったので行ってみることにしました (ふと思うものなのか……?
ちなみに円筒分水は農業用水などを均等に分配するためのものです。円形ならば湧水時に各方向に均等に水が溢れるので、特定の方向に偏るのを防ぐことができる、ということで利用されます。
ちなみに、私自身が円筒分水というものの存在を知ったのはおそらく『空から日本を見てみよう』だったかと思います。
- 空から日本を見てみよう+【岩手県奥州市】米と蔵と絶景散居村(BSテレ東、2017/7/27 21:00 OA)の番組情報ページ | テレビ東京・BSテレ東 7ch(公式)
- 円筒分水工の歴史|胆沢平野土地改良区(公式ホームページ)
さすがに日本最大級のものと比べるのはおこがましいとは思いますしこちらは見たことがないので比べようがないですが、今回行ってみた方も実際に見てみると結構な水量があり、滝のような迫力のある轟音を聞くことができました。
また、タイミングが合わず撮影はできませんでしたが、すぐ後ろに東武日光線が通っているので電車とセットで鑑賞することができました。
公園内には水車が展示されており、大水車はなかなかの迫力。それ以外にも複数の水車がありましたが、残念ながら長年の風雨に晒されてきたためか痛みが激しく、水車の形を保っていないものも……。
また、公園入口には天保元年(1830年)に建てられた旧江連家の民家の復元が無料で見ることができるのですが、私が到着したときちょうど閉館時間の4時で、案内板を読んでいる横で扉が閉められてしまって中を見ることができませんでした……。
円筒分水と電車の組み合わせはそこそこ絵になると思うので、先の旧民家や杉並木等も含めてPRするような、こう、もう少し商売っ気というか、集客して水車の展示を維持できると良いのかなー、と思ったりもしたのですが、なかなか難しいのでしょうね……という世知辛さを垣間見たような気分になりました。
公園内には高龗神社も鎮座していました。水源ですものね、それは高龗神様も鎮座されているというもの。
巴文から水や雲を連想したり、額の作字が独特だったり、境内社に道祖神社があったり、とこちらも色々見どころがありました。
帰りがけに道の駅に立ち寄ったら観覧車が見えました。思わず二度見して近くまで見に行ってみることに。
なんとこちら、今月オープンしたばかりの真新しい観覧車とのこと。まさか令和の時代に「商用施設屋上の観覧車」を見ることになるとは……意外な発見でした。