明月記の赤気と極光と天子

赤気とオーロラに関して新たな論文の発表があったらしいのでメモ。

藤原定家の「明月記」に記された「赤気」が赤いオーロラを指すとは前から言われていましたが、オーロラが見えやすい地域の変化を科学的に検証した結果裏付けが進んだということのようですね。

元論文を読んでみたいところですが……。

それはそうと、”オーロラ(極光)”で”赤””気”というキーワードを見るとピンと来ますね。比那名居天子、 緋想天 です。

緋という色、天空に関わるタイトル。サブタイトルもScarlet(紅)とWeather(天気)が入っています。ストーリーやゲームシステムでは人妖が持つ気質が天候(天気)に影響を与えていました。そしてラスボス、天子の天候は極光、オーロラです。

これらの点から、緋想天の構想には赤気が一つのモチーフにあったのではないか、と考えられます。あちこちで言われていることなので今更ここで取り立てて言うほどのものでもないですが。

一応、アンテナに引っかかったのでメモということで。

この記事を書いた人

アルム=バンド

東方Project から神社と妖怪方面を渡り歩くようになって早幾年。元ネタを調べたり考察したり巡礼・探訪したりしています。たまに他の事物も調べたりします。
音楽だと Pain of Salvation を中心に Dream Theater などのプログレッシブメタルをメインに聞いています。
本は 平行植物 。