幡豊秋津師比売命は天之忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)と婚姻し、天孫降臨の主役である瓊瓊杵尊をもうけるという神話があります。そして、瓊瓊杵尊は木花咲耶姫命と婚姻して、彦火火出見命はじめ三柱をもうけます。
彦火火出見命は山幸彦・海幸彦の物語で有名ですね。
彦火火出見命は豊玉姫命と婚姻して鵜葺草葺不合神(うがやふきあえずのかみ)をもうけ、鵜葺草葺不合神は豊玉姫命の妹・玉依姫命と婚姻して神武天皇をもうける…。
儚月抄の豊姫・依姫の元ネタとなっている神様の系譜に連なるというわけです。なお、万幡豊秋津師比売命は高御産巣霊神(たかみむすびのかみ)の子ですが、同じように高御産巣霊神の子として八意思兼神がいます。師匠と豊姫達は非常に遠い親戚なのですね…(これについては幾つものサイトで既に考察がなされていますね)。
なお、上の神武天皇ですが、確か享年137歳だったかと。137…そう、慧音のスペルカード「エフェメラリティ137」の元ネタです。