虎と七について、攻撃手段の数より

さて、以前羽蟲(五虫)に関連して文献や説をちょっと取り上げましたが、それについて少し気になったことがあったのでここに記してみたいと思います。話題は寅丸 星に関連するもので。

以前、羽蟲に関する記述があった章段の一つ前に、虎と七、さらに星とを結び付けた一節がありました。

七は星を主り、星は虎を主る。虎は故に七月にして生る。

しかし調べてみると、虎の妊娠期間はおおよそ100日前後とされるようで、七ヶ月もかからないようです。

それでも、古代中国ではそれなりに根拠のある数字として捉えられていたようです(その根拠については不明)。

一方で星と虎を直接結び付けるようなものは、毘沙門天や北方以外では
少なくとも私が調べた限りでは見当たらなかったので、今回は虎と七とのリンクがあるかどうかを考え、虎→七→星、というワンクッション挟んだ形でリンクしないだろうかと考えてみました。

結果的には、”虎”という漢字の中に七が含まれている、などと考えてしまい、大した成果は得られませんでしたが…せっかく考えたのでメモしておきます。

今回の考えで気に掛かったのは、攻撃手段の合計数(初出時の通常弾幕とスペルカードの枚数)でした。

寅丸 星に関していえば、星はステージ5のボスとしてしか星蓮船内では登場せず、その攻撃手段は、

  1. 通常弾幕1(以下、通常)
  2. レイディントトレジャー系、
  3. 通常2
  4. 正義
  5. 通常3
  6. 独鈷杵
  7. 浄化の魔(スペルカード名は省略してあります)

ということで、攻撃手段の合計数はちょうど7になります。

試しに他のステージ5ボスについて見てみたのですが…

咲夜さん(紅魔郷)

  1. 通常道中
  2. ミスディレクション
  3. 通常1
  4. ジャック
  5. 通常2
  6. ザ・ワールド
  7. 通常3
  8. ドール
  9. 通常道中
  10. エターナルミーク

合計10(ステージ5ボスとしての攻撃のみをカウントすると6)

妖夢(妖々夢)

  1. 通常道中
  2. 餓鬼
  3. 通常1
  4. 地獄
  5. 通常2
  6. 畜趣(修羅)
  7. 人界
  8. 天界
  9. 通常道中
  10. 六道

合計10(5ボスのみカウントで6)

鈴仙(永夜抄)

  1. 通常1
  2. 赤眼催眠
  3. 通常2
  4. 調律
  5. 通常3
  6. 生神停止
  7. 真実の月
  8. (月兎遠隔催眠術)

合計8(ラストスペル除くと7。元々5ボスとしてのみの登場)

早苗さん(風神録)

  1. 通常道中
  2. グレイソーマタージ
  3. 通常1
  4. 客星
  5. 通常2
  6. 海が割れる日
  7. 通常3
  8. 準備
  9. 神の風

合計9(5ボスのみカウントで7)

お燐(地霊殿)

  1. 4通常道中(最初)
  2. 4通常道中(途中)
  3. 5通常道中1
  4. 5通常道中2
  5. 猫符
  6. 通常1
  7. ゾンビフェアリー
  8. 通常2
  9. スプリーンイーター
  10. 通常3
  11. 針山
  12. 死灰復燃
  13. 火焔の車輪

合計13(5ボスのみカウントで7)

ということで、攻撃の全合計で見ると星だけが合計数7なのですね。…流石に偶然ですかねー(汗)。

こんなところまでは思いついたのですが、逆にそのくらいでした(あとは12作目のステージ5ボスなので 12-5=7 とか、本当に些細なことくらいしか…)。

一応、お粗末ながら調べた結果でした。

― 出典 ―

  • 『東方紅魔郷 ~the Embodiment of Scarlet Devil.』 上海アリス幻樂団 2002
  • 『東方妖々夢 ~Perfect Cherry Blossom.』 上海アリス幻樂団 2003
  • 『東方永夜抄 ~ Imperishable Night.』 上海アリス幻樂団 2004
  • 『東方風神録 ~Mountain of Faith.』 上海アリス幻樂団 2007
  • 『東方地霊殿 ~ Subterranean Animism.』 上海アリス幻樂団 2008
  • 『東方星蓮船 ~ Undefined Fantastic Object.』 上海アリス幻樂団 2009

― 参考文献 ―

  • 『世界大博物鑑 第5巻 [哺乳類]』 荒俣 宏著 株式会社平凡社 1988
  • 『図解動物観察事典』 朝日 稔/岡林 はた/十亀 好雄/冨川 哲夫/前田 米太郎/室井 綽著 株式会社地人書館 S.57
  • 『平凡社 大百科事典 10』 下中 邦彦編集発行人 平凡社 1985
  • 『新漢文大系第54巻 淮南子(上)』 楠山 春樹著 株式会社明治書院 S.54

(2009/11/27手記より)

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