東山魁夷展を見に

生誕110年 東山魁夷展|企画展|展覧会|国立新美術館 THE NATIONAL ART CENTER, TOKYO

芸術の秋ということで、国立新美術館で開催中の『生誕110年 東山魁夷展』を見てきました。

目的は今回の目玉でもある唐招提寺の障壁画『山雲』『濤声』。

雲が立ち上る湿度感がよく感じられる『山雲』と、険しい波濤が岸辺に近付くに連れて穏やかになる『濤声』。

また、第二期障壁画の『揚州薫風』『黄山暁雲』『桂林月宵』も素晴らしかったです。特に『揚州薫風』は、障壁画ということもあって「(一つの作品の)絵に囲まれる」という貴重な体験をしました。

この他にも『残照』『冬華』『花明り』『晩鐘』、白馬が描かれた『緑響く』、そして絶筆の『夕星』等。様々な絵画を見ることができました。

夕暮れのビルを遠景に望む
夕暮れのビルを遠景に望む
雲で先端が霞むビル
雲で先端が霞むビル
雲で先端が霞むビル
雲で先端が霞むビル

他に載せるところもないので帰り際に見たビルを。雨がちな天気でしたが、おかげで先端が霞んだビルを見ることができました。

この記事を書いた人

アルム=バンド

東方Project から神社と妖怪方面を渡り歩くようになって早幾年。元ネタを調べたり考察したり巡礼・探訪したりしています。たまに他の事物も調べたりします。
音楽だと Pain of Salvation を中心に Dream Theater などのプログレッシブメタルをメインに聞いています。
本は 平行植物 。