山鯨を追い求めて

福聚山東海寺

続いて福聚山東海寺へ。本来の目的は篠井神祠なのですが、行き方が分からなかったのとてっきりこちらの境内に属しているのかと……実際は違いました。

篠井神祠

そして本来の目的地である篠井神祠・箒根大明神へ。

個人宅の裏にあり、案内板にも「見る際は声をかけること」と記されているので声をかけてみます。

訪れた祠はやや読みづらくはなっているものの、確かに扉に「外久次良大明神」の文字がありました。これが「徳次郎」の町名の由来、とされます。

徳次郎交差点
徳次郎交差点

あ、徳次郎は”とくじら”と読みます。今年3月までは公式文書では”とくじろう”読み扱いされていた、でも元々は”とくじら”読みだったので……という複雑な事情を抱えた町名でしたが。

祠の扉に色々書かれているという事例自体が珍しいですが、それが文化財となっていることも珍しいと思います。

なお、祠群の中には土台からナナメにずれている祠もあったのですが、これってもしかして先の地震によるものなのでしょうか……。

この記事を書いた人

アルム=バンド

東方Project から神社と妖怪方面を渡り歩くようになって早幾年。元ネタを調べたり考察したり巡礼・探訪したりしています。たまに他の事物も調べたりします。
音楽だと Pain of Salvation を中心に Dream Theater などのプログレッシブメタルをメインに聞いています。
本は 平行植物 。