福聚山東海寺
続いて福聚山東海寺へ。本来の目的は篠井神祠なのですが、行き方が分からなかったのとてっきりこちらの境内に属しているのかと……実際は違いました。
篠井神祠
そして本来の目的地である篠井神祠・箒根大明神へ。
個人宅の裏にあり、案内板にも「見る際は声をかけること」と記されているので声をかけてみます。
訪れた祠はやや読みづらくはなっているものの、確かに扉に「外久次良大明神」の文字がありました。これが「徳次郎」の町名の由来、とされます。
あ、徳次郎は”とくじら”と読みます。今年3月までは公式文書では”とくじろう”読み扱いされていた、でも元々は”とくじら”読みだったので……という複雑な事情を抱えた町名でしたが。
- 1日から66年ぶり「とくじら」復活 宇都宮市北部の「徳次郎」町|地域の話題,県内主要|下野新聞「SOON」ニュース|下野新聞 SOON(スーン)
- 徳次郎町の名称(読み方)が変更になりました|宇都宮市公式Webサイト
祠の扉に色々書かれているという事例自体が珍しいですが、それが文化財となっていることも珍しいと思います。
なお、祠群の中には土台からナナメにずれている祠もあったのですが、これってもしかして先の地震によるものなのでしょうか……。