星蓮船雑考ネタ(福神漬けと雲居希膺)

ふと一週間くらい前にカレーライスを食べていて思ったことです。

カレーライスのお供として定評のある福神漬をスプーンに取って、そこではたと気付きました。

そういえば福神漬って、7種類の具が入っているから七福神に準えてそう呼ばれたのではなかったっけ、と。

実際のところは幾つか説があって、上記のような私がうろ覚えしていたものほど起源は明確ではないようですが…一説には不忍池の弁才天が絡んでいるとかいないとかそういった説もあるようです。

さて、七福神といえば宝船と連想が働きます。

福神漬についてちょっと考えてみると、福神漬の具に茄子があることを思い出しました。茄子…といえば、茄子色の傘といわれた小傘を思い浮かべられます。他の具を見てみると…大根がありますね。

大根について少し考察してみると、年賀はがきに描かれる大根を食べる鼠の姿が思い浮かびました。

それはどうも、「大根を食う鼠」→「大黒鼠」という語呂というか一種の駄洒落のようなものから来ているらしく、大黒様の使いである鼠、ということで縁起がいいという縁担ぎ的なものであるようです。ということで、大根から鼠…ナズーリンが連想できました。

…そういえば、福神漬にはレンコンも入っていましたね。

レンコンは名の通り蓮の根ですから、星蓮船のタイトルとも繋がりが求められます。

…とすれば、他の具もキャラに当てはめられることができるのでは?と、カレーライスを口に頬張りながらそんなことを考えました。

しかしそれから数十分後…ネットで他の具について調べたのですが、未だに具と結び付けられていない一輪&雲山を考えた時、二人と結び付けられそうな具がなさそうだという結論に達しました。

つまり、先の仮説は没、ということに相成りました。

取り留めのない思いつきにしては、わりと途中まで行けたと思ったのですが…やはりそんなに甘くないですね、はい。

さて、もう一つ雑考ネタが。

戦国時代から江戸時代前期にかけての禅僧に、「雲居希膺」という方がいらっしゃるようです。

その名から、雲居 一輪&雲山となんらかの関係はないかなーと少し探ってみました。

…もう既に何処かでこの考察は行われていそうですが。

雲居禅師は臨済宗の禅僧で、天正十(一五八二)年の生まれのようです。後には伊達政宗の招致に応じて瑞巌寺の中興の祖(九十九世)となったそうです。生保二(一六四五)年秋、妙心寺に入寺したものの、松島に再び戻って万治二(一六五九)年八月八日に入寂した、といいます。

…途中の経歴はかなり省きましたが、結論から言えばあまり関連はなさそうですね…

今回(星蓮船)について考える時は、八百年というのが一つのキーワードになっていますから戦国時代から江戸時代前期というのも時間がずれていますし…

強いて関連しそうな項目を取り上げるならば、一つに瑞巌寺の九十九世の祖となったことでしょうか。九十九という数字は”つくも”と読むことができるので、”くも”の音を拾うことはできます(これは既に雲居禅師の名にあるのですが)。

また、九十九といえば、九十九年を経た器物は付喪神になる、ということで妖怪とも関連深い数字であると見ることはできます(ただ、付喪神というと小傘の方がしっくりくる、という点はあります)。

それから、入寂した日が八月八日と”八”が並ぶというのも少々気には掛かります。

しかし、何か関連がありそうと私が思えたのはこのくらいでした。こちらも線が薄そうなので個人的に没、ということに…

ー 出典 ー

  • 『東方星蓮船 ~ Undefined Fantastic Object.(体験版)』 上海アリス幻樂団製作 2009

ー 参考文献 ー

  • 『日本近世人名辞典』 竹内 誠/深井 雅海編 株式会社吉川弘文館 2005)

ということで以上、星蓮船に関しての取りとめもない雑考ネタでした。

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