おくうへの伏線

地霊殿のラスボス・霊烏路空への伏線だったのではないか、と考えられるものがあるので、それを挙げてみたい。

まず一つ目は、キスメの存在。

そもそも神主さんは地霊殿前から、釣瓶下しについては「秋の日は釣瓶下し」のネタを色紙などでやっていたらしい。そのため、地霊殿の発表にあたり、妖怪・釣瓶下し(キスメ)に「秋の日は釣瓶下し」のコンセプトを交えていた可能性が考えられる。

釣瓶下しの存在は秋の日はあっという間に地平線の下(地下)に隠れてしまい、さらに冬では完全に地下にもぐっている、というイメージと、地霊殿は「冬」に「地上から地下(灼熱地獄跡)に降りていく」ストーリーであることから、地下に太陽があることの暗示として、釣瓶下しが登場したのではないか、と考えることができるのではないか。

二つ目は、魔理沙・アリスペアでストーリーを勧めた場合のパルスィの言う「逆さ摩天楼の果て」という単語である。

パルスィはペルシアから渡ってきたゾロアスター教徒を指す言葉である。ゾロアスター教で高い建物ないし塔といわれると、鳥葬を行うためのダフメを連想することができる。

そこで、仮に摩天楼がダフメのことだったとすると、逆さ摩天楼はその上下がさかさまになっていると想像できる。つまり、塔の頂上は地下の奥深くにあると考えられる。

このことから、パルスィというキャラクターが言う「逆さ摩天楼の果て」とは”地下の奥深くで鳥葬されろ”という意味だったのではないか?と思い当たったのである。

地霊殿本編で死体を啄ばむのは地獄鴉であることから、パルスィのセリフは「灼熱地獄跡で死んで、その死体も地獄鴉に喰われてしまえ」というメッセージだったのかもしれない(考え過ぎか……?)。

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