核融合炉心部の背景について

初版: ’09 8/31

今回は空と対戦する核融合炉心部の背景に着目したいと思います。そこで気が付いたことを雑感として述べてみたいと思います。

ここでまず目に付くのは、まず壁部に描かれている八卦の文様。そしてその壁の面から掛けられているはしごによって形成されている、足場中央部の八芒星だと思われます。

なお、壁の一つの面につき八卦が一つずつ描かれていることや足場のはしごの状態から、炉全体が八角形の形をしていると考えられます。その各壁面に八卦の文様が刻まれている、というのは魔理沙が使用しているミニ八卦炉にも通じるものがあるようにも思われます(互いに使用するスペルカードの分野が星の部分で被っていることも興味深いですね)。

中国において八角形は天(円)と地(四角形)を結合、調和した形と考えられるので、それを踏まえるのであればもしかしたら炉全体が天地の結合を表しているのかもしれません。

さて、では各々の八卦の文様について詳しく見てみたいと思います。まず、画面中央上部にある八卦の文は”坤”で、地を象徴する八卦です。次に画面左上部にあるものは”離”で火を象徴、最後に画面右上部にあるものは”兌”で沢を象徴する八卦のようです。

ふとここで思い起こすのは、この場所が核融合炉心部、つまり間欠泉センターの最奥部であるということです。間欠泉は一定の間隔を隔てて周期的に熱湯または水蒸気を噴出する温泉のこととされます。ということは、間欠泉には火の働きは欠かせないと考えられます。加えて、間欠”泉”とあるように、それは水を湛えるものであると考えることもできます(間欠泉は必ずしも常に水が窪地に溜まった状態になっているものではありませんが)。

上記のように考えるならば、”離”と”兌”の八卦は間欠泉を間接的に表しているのではないか、と考えられないでしょうか。そして、その源である核融合炉心部は地中にあり、それは”坤”の八卦で表されていると考えることもできるのではないでしょうか。

もしそうであるならば、核融合炉心部の背景にある八卦の文様は、各々がこの炉の性質を間接的に表しているものだ、と考えられると思います。

― 出典 ―

  • 『東方非想天則 超弩級ギニョルの謎を追え』 上海アリス幻樂団/黄昏フロンティア 2009

― 参考文献 ―

  • 『増補版 運勢大事典』 矢島 俯仰編著 株式会社国書刊 H.8
  • 『広辞苑 第六版』 新村 出著 岩波書店 2008

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