秋彼岸のさなか、シルバーウィークだったので彼岸花を求めて出かけました。
目的地は常楽寺(録事尊)。
後鳥羽上皇の病気を治した功績から「録事法眼」の法名を賜り、その後、建久元年(1190年)に没した名医「中野智元」を祀ったお寺です。
中野智元は医者として多くの人に尽くしましたが、自分の娘の病気は治せずにいました。しかし、夢のお告げで治療を受けて病気が治癒。この理由を究明するため、日本で初めて(自らの娘を)解剖したという伝説が伝わっているそうです。
その後は上記の通り上皇の病気を治し、果ては雷神の病すら灸を据えて治癒したとも伝わります(なお、病気を治してもらった雷神は土地に雷・洪水の害がないように約束したといいます)。
中々の伝説なので以前から目は付けていたのですが、彼岸花の季節なので腰を上げた次第です。
常楽寺看板、花の見ごろの案内 常楽寺参道 録事尊参道 手水舎天井裏の水墨画(雲龍図)の案内 手水舎天井裏の水墨画(雲龍図) 録事尊参道 石宝塔と山の稜線 鐘楼の説明版 鐘楼とたもとに猫 境内の猫 境内の猫 境内でじゃれる二匹の猫 境内の様子、本堂脇から録事尊と裏山を望む 録事尊正面階段 録事尊正面階段 録事尊額 録事尊画額 録事尊脇のお堂 録事尊脇のお堂の歌の額 境内から望む、夕日を浴びて後光のように輝く雲
猫もじゃれていて、のどかな場所でした。
……お目当ての彼岸花?
まだ咲かない彼岸花(9/21) 少しだけ咲いていた彼岸花(9/21) 少しだけ咲いていた彼岸花(9/21)
残念ながら早すぎました。まだあまり咲いておらず、イメージしていた光景には巡り合うことができませんでした。
そばの花は見頃でした(9/21) 鐘楼と花
RICOH THETA でも撮影してみました。