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庭渡 久侘歌 考察
1. 鶏の神 鶏は古今東西で人間と関わりの深い動物の一つである。 例えば、古代ギリシャではプリニウス『博物誌』でB.C.371年にボイオティア人がスパルタ人に勝利した際に一晩中ときの声を上げたことでそれを予兆したといい、 […] -
萃香の遠隔霊撃「萃霊花」について 2
’08 12/27 昨日に続き「萃霊花」の件。 その範囲円周上に出現する雪の結晶ぽい図案について。 どこかで見覚えがあると思ったら、東方Projectではお馴染みの図でした。 『紅魔郷』ではプレイヤー選択、難易度選択画面 […] -
萃香の遠隔霊撃「萃霊花」について
’08 12/26 萃霊花のエフェクトが雪の結晶ぽく、それが気になったので少々調べてみました。 萃香のモチーフとなったのは、その姓からも窺えるようにおそらくは伊吹童子だと思われます(これについては以前にも述べたことがある […] -
地霊殿雑考
今回は考察というより気になった点を書き留めるだけに留めておきます。あまり考えも纏まっていませんし。 ボスキャラクターの演出について 今さらという感もありますが…今回ボスキャラが出現すると、ボスキャラの周りの背景だけが魚眼 […] -
火焔猫 燐・補記 ― 昔時の針の山.二 ―
前回では、お燐のスペルカード贖罪「旧地獄の針山」、贖罪「昔時の針と痛がる怨霊」について、不完全ながら言及を行った。 その中で詳細不明としていた鋒刃増(ふじんぞう)について今回新たな情報を得たので、再考・追記してみたい。 […] -
火焔猫 燐・補考 ― 昔時の針の山 ―
Stage 5ボスとして登場したお燐こと火焔猫 燐。 その彼女が三番目に行使したスペルカードは、贖罪「旧地獄の針山」であった。 難易度がHard以上になると、その名は贖罪「昔時の針と痛がる怨霊」と変化する。 今回は特にこ […] -
火焔猫 燐/考察
1.焔の車輪 地獄の輪禍、火焔猫 燐。通称お燐。 その二つ名にある輪禍とは、自動車や電車といった車輪があるものに轢かれるという災難を指す。 一方で、”りんか”の音は燐火(湿地などで自然に燃える火、元素の燐が原因といわれ、 […] -
2.無数の目
古明地 さとりの容姿の中でも、一際存在が際立つ第三の目。 目は一般に知覚のシンボルであり、理解力や判断といったものに通じるとされる。 さらには、全知や全てを見通すような神性といったものまで表すこともあるという。 知覚のシ […] -
星熊 勇儀/雑考 ―”三歩”について
星熊 勇儀のスペルカード、四天王奥義「三歩必殺」。 その”三歩必殺”の語の意味するものを推測するならば、三歩の間合にいる相手は必ず倒す、或いは三歩で必ず倒す、といったところでしょうか。 ここでは、”三歩”に纏わる伝承とし […] -
1.酒呑童子の伝承
その昔、丹波国の大江山に鬼神が棲んでいたという。 日が暮れると毎夜の如く都に赴き、年頃の女性達を攫っていった。 ある時、攫った女性たちの中に院(上皇)に仕えていた姫君が混じっていた。 姫君の父は嘆き悲しみ、これを受けた帝 […] -
2.橋姫 ― 嫉妬
前節では宇治の橋姫に纏わる伝承を紹介した。 ここで”嫉妬”という要素に着目してみると、宇治の橋姫の物語からは自身を鬼と為し、人を呪い殺すまでに至る程の凄まじい嫉妬を窺うことができる。 また、相手の男を殺すものとは異なる伝 […] -
1.橋姫 ― その伝承
昔、嵯峨天皇の御代に一人の女性がいた。 女性はある公家の娘で、またある司の長男と夫婦になる約束をしていたのだが、男は別の女と契り、この約束を忘れてしまった。 これに嫉妬し、怒った女性は貴船神社に参拝した後に宇治川に七日七 […] -
黒谷 ヤマメ考察
一. 地底の旧都に続く深い洞窟。”幻想風穴”と呼ばれる場所に黒谷 ヤマメはいた。風穴とは、山腹や谷間にある空洞の穴のことである。 ヤマメは、忌み嫌われた能力を持ち、地下に封印された妖怪の一人である。その種族は”土蜘蛛”だ […] -
キスメ考察
キスメ。 彼女は、夜道を歩いている人間に落下してくる妖怪、恐るべき井戸の怪である。 その種族は、釣瓶落とし。 今回は、その彼女に焦点を当てていたいと思う。 そもそも”釣瓶”とは、井戸の水を汲み上げる為に縄や竿の先に取り付 […] -
雲居一輪&雲山雑考2
考察面はあまり突っ込まないといって舌の根も乾かぬうちに…とりあえず思いついたことを書き留めておこうと思いまして。 今回のステージ3ボスは何故か西洋のシスターのような服装をしています。 これを仮定した上で話をすると、曲名に […]